ジーフットのPB戦略

昨年(2019年)11月12日付の繊研新聞に、ジーフットが今迄業態毎に1シーズン3万足程度の投入だった開発商品を、アスビー、グリーンボックスの業態にまたがって投入し、1、2月の重点商品として販売するという記事があり、気になっていた。

3月中旬に、イオン越谷レイクタウンに行く機会があり、両店を見たが、20万足投入するという「ヒールミー」(売価3,900円)が両店とも店頭の一等地に陳列されていた。
発注ロットを増やして、調達コストを下げる戦略は、以前は良く見られたが、不良在庫の原因となり、今はお客様のニーズの多様化に対応した業態別の小ロット発注が主流だろう。
今春は、オリエンタルトラフィックも店頭の打ち出しは3,900円である。ジーフットの、あえて「常識」に反した戦略が、うまくいったのか気になるところである。