石神井公園駅南口駅前商店街の変遷(2)

東京の私鉄沿線にも元気な駅前商店街がある。例えば東急目黒線の武蔵小山や、東急東横線の学芸大学の商店街は賑わっていて懐かしい気持ちになる。

なぜ、石神井公園駅の商店街は、大きく変わってしまったのだろうか。
自分は次の3つがあげられると思う。

① 商店街の中を終日バスが頻繁に走っていること。
商店街は15時~18時は歩行者専用だが、その時間でもバスは通る。落ち着いて買い物が楽しめる環境ではない。特に子供連れの場合は行きたくないし、通りたくない。

② 周りに大型のショッピングセンターが出来たこと。
大型の駐車場がある「大泉・オズ」「光が丘・IMA」が出来たことにより、特にファミリー層の買い物場所が変わってしまった。

③ 西武池袋線の高架化による客動線の変化
西武池袋線の高架化により、石神井公園駅は大きく変わった。西武鉄道は高架化に合わせ、高架下・駅チカ「エミオ石神井公園」をオープンさせた。しかし、商店街に最も影響を与えたのは、駅改札口から商店街への動線が変わり、商店街へ行くためには駅前広場を遠回りしなければならなくなったことだと思う。高架の北側にも歩行者通路ができたので、商店街を通って帰るのは、駅の南西の住宅街に帰る人だけ(住宅街の南側と西側が石神井公園なので、住民は意外と少ない?)になり、通行量が大きく減ったように感じる。

高架化に伴い石神井公園駅の乗降客数は伸びているし、住宅開発も依然盛んだが、このように考えると、南口駅前商店街に最近出店するのが、目的的に来店する客狙いの飲食店だけになったのは必然かもしれない。