民事再生開始決定後の㈱タケヤの靴売場

民事再生法を申請してからの㈱タケヤの靴売場が気になり、MRの都度、見てきた。
① 8月30日に民事再生法を申請し、9月4日に開始決定を受けたが、当初は商品が入らず、店も荒れていた。
② 10月になると、取引を再開した取引先もあったようで、新商品が入り、箱積み陳列も出来るようになって、形がついてきた。閉店した店も多く、店間移動で商品を回して、上位店にはブランドスニーカーも含めてそこそこ陳列ができ、店の形が出来ていた。
③ 12月6日(金)に豊洲と錦糸町の店を見たが、いずれも形は出来ていた。しかしよく見るとブランドスニーカーの新商品はなく、サイズ切れを起こしているブランド品もあるように見えた。
ブランド商品の調達には苦労しているが、一部問屋との取引は再開して、商品調達は出来ているのが現状だと思う。

民事再生法を申請してからの経営状態は外部からはわからないが、今の形で「店舗利益」が出ているかがポイントだろう。ブランド在庫に限りがあるので売上は減っているだろうが、それを粗利益率のアップでカバー出来ているのだろうか?
取引先も、同業者も注視している。 頑張って欲しい。